お家の寿命について考えてみる
本日より、大規模なリフォーム工事が2件同時に始まりました。
そのうちの1件が、昭和39年築57年のお家。
建て替えかリフォームかでご相談を受けたのですが、
建て主である今は亡きお父様の思い入れの詰まったお家であったことや、
立派な梁、大黒柱、建具などが使われていたので、
是非残していただきたいと思い、リフォームをお勧めいたしました。
古いものも味わいのあるものとして残し、
これからまた、お家の寿命が新築同様に伸びるよう、
瓦の葺き替え、外壁の貼替、基礎のやり替え、
給排水管や、電気の配線も新しくして、
でも建替えるほどゴミも出さず、部材も使いまわして。
お施主様も、『次の世代へ繋いでいくための、
いまできる私たちの役目です』とおっしゃっていて、とてもうれしくなりました。
手間がかかり、丁寧な仕事が必要にはなってきますが、
大変やりがいのある工事です。