リフォ-ム課 杉本隆夫
ここ数年、エンドウや空豆が不作で場所を変えているのにどうして出来ないのだろうと思っていました。
昨年の秋、スギナが生えていたので土が酸性化していると分かり、アルカリ性の強い苦土石灰をまいてみたところ、エンドウは2m近くまで伸びて驚くほど採れ、空豆も採れるようになりました。ミネラル分が多い有機石灰をよく使っていましたが、苦土石灰も必要な事が分かりました。
メロンやスイカを植える時期になりましたので、昨年よく採れた方法を書いてみました。
【スイカ・メロンの育て方】
1.植える場所に穴を掘り、園芸店で売られている下記の肥料等と草を混ぜたものを埋めて土づくりをしておく。
● 苦土石灰
● 鶏糞
● メロン、スイカ、真桑ウリの肥料(1袋100円)
● コウモリの糞の化石化したもの
● 米ぬか
● 骨粉入りの油かす
2.苗を植え付け、苗の1m四方に骨粉入り油かすを多めに撒いておく。
3.乾燥防止のため、葉が伸びるまでキャップをかぶせておく。
(キャップ外したら黒マルチを掛けておくと草取りが楽になります。)
4.カラスよけに糸を張るため、早めに苗の所と周りに杭打っておく。
(水やり場所も分かりやすくなります。)
5.つるが伸び始めたら、米のとぎ汁にHB101を数滴入れ数回かけ、つるが伸びやすいように藁をマルチの上に敷く。
6.花が咲いたら、種袋に書いてあるように授粉し剪定する。
作業が多くて大変ですが、その分育つのも楽しみです。黒スイカは食感がよくて美味しいですよ!
苗の周りに多めに草を置いておくと、より美味しくなるようです。